HubSpot導入支援の費用相場|費用の内訳とコストの抑え方
結論:HubSpot導入支援の費用相場は、部分的なスポット支援で30万円前後から、初期構築支援で30〜150万円程度、運用まで伴走する月額支援で月10〜50万円程度です(HubSpotのライセンス費は別途)。
HubSpot公式のオンボーディングを購入する場合は、Hubとプランに応じて18万〜84万円が別に必要です。
金額に大きな幅があるのは、支援会社によってツール設定だけなのか業務設計や定着支援までなのか、含まれる範囲がまったく違うからです。
本記事では相場の数字だけでなく、見積もりの高い・安いを自分で判断できる物差しを、支援する側の工数の内訳から解説します。
この記事で分かること
- 費用相場の3区分:スポット支援30万円前後〜/初期構築30〜150万円程度/月額伴走10〜50万円程度
- 導入費用の内訳3層:HubSpotに払う「ライセンス費」と、支援会社に払う「初期構築費」「運用支援費」の区別
- 公式オンボーディングの金額:Professional以上で購入が必須になる18万〜84万円の費用と、認定パートナー経由で免除される仕組み
- 見積もりがブレる理由:同じ「導入支援」でも数十万〜数百万円に分かれる価格差の正体(=支援範囲の差)
- 当社の料金と実案件の期間:初期費用30万円+月30万円という料金の中身と、フェーズ別の期間の目安
- 見積書のチェック観点:金額より先に見るべき項目と、危ない見積もりのサイン
- 隠れコストの見積もり方:研修・データ移行・システム連携・社内工数
- 費用を抑える4つの正攻法:補助金・オンボーディング免除・段階導入・内製化前提の設計
HubSpotの導入支援を頼みたいが、いくら掛かるのか見当がつかない」「見積もりをもらったが、この金額が妥当なのか判断できない。
そんな課題をお持ちではないでしょうか?本記事は、そんな検討段階の方に向けて書いています。
費用相場を紹介する記事は他にもありますが、その多くは相場のレンジを並べるだけで、なぜ会社によって金額がこれほど違うのかに触れている記事は多くありません。
実は、この価格差の理由が分かると、見積もりの妥当性は自分で判断できるようになります。
本記事では、HubSpot認定パートナーとして導入支援を行う株式会社グロースパイロットが、費用相場・内訳・見積書の読み方を解説します。
筆者はマーケティングと営業の両方を実務で経験しており、支援する側の工数の内実まで含めて、正直にお伝えします。
HubSpot導入支援の費用相場
HubSpot導入支援の費用は、支援の形態で3区分に分けると整理できます。相場は次の表のとおりです。
| 支援の形態 | 費用相場(目安) | 含まれる内容 |
|---|---|---|
| 公式オンボーディング(HubSpot社) | 18万〜84万円(Hub・プランによる) | 使い方の立ち上げガイド。Professional以上の新規契約では購入必須 |
| スポット相談・部分支援 | 数万円〜/回、まとまった部分支援は30万円前後〜 | 設定の疑問解消、方向性の壁打ち、特定機能の設定代行 |
| 初期構築支援(プロジェクト型) | 30〜150万円程度(複数Hub・大規模なデータ移行込みでは200万円超も) | 要件定義・業務設計・初期設定・データ移行・連携・トレーニング |
| 月額伴走支援 | 月10〜50万円程度 | 運用定着・改善提案・施策支援・レポート・内製化支援 |
※ HubSpotのライセンス費用(プラン料金)は別途必要です。
ライセンス費の詳細は以下の記事で解説しています。
HubSpotの料金体系を完全解説
支援会社のタイプ別の比較や選び方は以下の記事で解説しています。
本記事は、その費用面だけを深く掘る記事です。
HubSpot導入支援会社おすすめ10選と費用相場
導入の外注費用を総額で紹介するメディアでは「50万〜300万円程度」というレンジがよく使われます。
この幅の広さは間違いではなく、導入するHubの数・プラン・データ移行の量・支援範囲によって、必要な作業量が本当に数倍変わるためです。
どの要因でいくら変わるのかは、この後の章で分解して解説していきます。
HubSpot導入費用の内訳
HubSpot導入に掛かる費用は、①ライセンス費、②初期構築支援費用、③運用支援費用の3つの種別で構成されます。
支払い先が違う点に注意してください。
- ライセンス費
HubSpot社に支払うツール利用料金です。
プラン(Starter/Professional/Enterprise)とシート数で決まる利用料で月額数千円〜数十万円となります。
HubSpot公式の料金ページ
プランの選び方は以下の記事をご覧ください。
【2026年最新】HubSpotの料金体系を完全解説|シートの仕組み・プラン選びまで
CRMツール自体の比較検討段階でしたら以下の記事もご参考ください。
CRMツールとは? - 初期構築支援費用
支援会社に支払う費用となります。要件定義・業務設計・初期設定・データ移行・既存ツールとの連携・初期トレーニングなど、立ち上げの一時費用として発生します。
HubSpot社自体もオンボーディングプログラムを提供しておりそれぞれのHubのProfessionalプラン以上の導入の場合は発注が必須となっています。しかい、弊社のような公式パートナーに構築支援を依頼することでオンボーディングプログラムの発注を免除することも可能です。 - 運用支援費用
支援会社に支払う費用となります。導入後の定着支援・運用改善・施策伴走の支援を受けられます。月額契約が一般的です。しかし、社内にプロジェクトマネージャーが存在していたり内製で運用ができる場合は発注は必須ではありません。一旦社内で活用を進めてみたうえで後から検討される会社も多いです。
見積もりを比較するときにまず確認すべきは、その金額が①〜③のどこを指しているかです。
HubSpot導入に100万円掛かったという話も、ライセンス費込みなのか支援費だけなのかで意味がまったく変わります。
稟議書を書く場合も、この3層で分けて書くと社内の認識ズレを防げます。
なお、HubSpotそのものの機能や特長については以下の記事をご覧ください。
HubSpot(ハブスポット)とは?
HubSpotオンボーディング費用
HubSpotのProfessional以上を新規契約する場合、HubSpot公式のオンボーディング(導入支援)の購入が必須です。金額は公式サイトで公開されており、Sales Hub Professionalの18万円からMarketing Hub Enterpriseの84万円まで、Hubとプランによって異なります。 ただし認定パートナー経由で導入する場合は、この費用が免除されるケースが多くあります。
主なHubの公式オンボーディング料金は次のとおりです(2026年7月時点。月額のライセンス料金とは別に発生する、1回限りの費用です)。
| Hub・プラン | 公式オンボーディング費用 |
|---|---|
| Marketing Hub Professional | 36万円 |
| Marketing Hub Enterprise | 84万円 |
| Sales Hub Professional | 18万円 |
| Sales Hub Enterprise | 42万円 |
Marketing Hubの公式料金ページには、ProfessionalまたはEnterpriseを購入する場合は導入支援の利用が必須で、料金は自動的に請求されると明記されています。
Starterプランでは購入は不要です(追加料金での利用は可能)。
金額と対象Hubは改定される可能性があるため、契約前に公式の料金ページで確認してください。
押さえておきたいのは公式オンボーディングは基本的に、操作方法や進め方をガイドしてもらうサービスであり、自社の業務に合わせて作り込んでもらうサービスではないという点です。
設定作業そのものや業務設計は、自社でやるか、パートナーに依頼することになります。
HubSpotの機能で何ができるかを把握したうえで自走できるかどうかが、判断の分かれ目です。
HubSpotの機能の全体像は以下の記事で解説しています。
HubSpotで何ができる?業種・役割別の活用方法を具体的に解説【2026年最新】
公式パートナー経由でHubSpotを契約する場合は公式オンボーディング費用が免除されます。
ただし免除は自動ではなく、パートナー側が手続きをするかどうかで決まります。
公式オンボーディング費用は免除されるのかは、契約前に必ず確認してください。
公式オンボーディング+自力での構築とパートナーへの支援費を比べるときは、この免除分を差し引いて考える必要があります。
社内にCRM運用の経験者がいて設定を自走できるなら、公式オンボーディングで十分です。業務設計から任せたい場合はパートナー支援が向いています。
| 公式オンボーディング | 認定パートナーの導入支援 | |
|---|---|---|
| 費用 | 18万〜84万円(Hub・プランによる。2026年7月時点) | 初期構築30〜150万円程度 |
| 内容 | 使い方の立ち上げガイドが中心 | 業務設計・構築・データ移行・定着まで実作業込み |
| 向いている会社 | 設定を自走できる社内人材がいる | 業務設計から任せたい/乗り換え・移行がある |
顧客管理の設計から運用定着までの実務手順は以下の記事でも解説しています。
HubSpotで顧客管理を効率化する方法|設計・運用・定着まで実務手順を解説【2026年最新】
HubSpot導入の隠れたコスト
支援費とライセンス費だけで予算を組むと、あとから想定外のコストが発生しがちです。見落とされやすいのは次の4つです。
- 研修・トレーニング費
管理者向け・現場向けの教育が必要です。支援プランに含まれる場合と別料金の場合があるので気を付けましょう。 - データ移行費
既存のSFA・CRM・Excelからのデータ整理と移行にかかる費用です。
データが汚れているほど高くなってしまいます。当社の案件でも、自社リストが3万件を超える場合や取引先と取引先担当者情報をくっつけるためのキーがない場合などは移行の作業量が上がることが多いです。 - システム連携・開発費
基幹システムや他ツールとのカスタム連携(API開発)は50万〜200万円程度掛かるケースがあります。HubSpotとのAPI連携が可能な会計クラウドツールや契約書管理ツールやAIツールとの連携ではコストはそこまで上がりませんが、GASの開発が必要だったり、API連携できないツールとのデータ連携の場合は別途開発が必要になりコストが大幅に増えるケースがあります。 - 社内工数
要件定義への参加・データ整理・運用ルールの決定など、自社側にも必ず工数が発生します。ここを見込まない予算組みは後で困ることになります。
海外のCRM導入に関する分析でも、総保有コスト(TCO)に占めるライセンス費の割合は限定的で、実装・データ移行・トレーニングといった周辺のコストの方が大きくなりやすいと指摘されています。
当社の実感としても、初年度はライセンス費の2〜3倍程度を総予算の目安として見込んでおくと、大きく乖離しない印象です。
CRM導入全般の進め方と注意点は以下の記事で解説しています。
BtoB企業のCRM導入を成功させるには?|失敗しない選び方・導入ステップ・機能と成功事例を徹底解説
HubSpot導入支援の価格差は何?
同じHubSpot導入支援の見積もりが30万円から300万円など差が生まれる最大の理由は、業務設計・部門連携・定着支援をどこまで含むかです。
導入支援の費用は、どこまでの範囲の構築を依頼するかで段階的に上がります。当社の実案件をもとにすると、おおよそ次のように分かれます。
| 構築する範囲 | 支援費用の目安 | 中身 |
|---|---|---|
| 設定代行(作るものが決まっている) | 数万〜数十万円 | 決まった仕様どおりに画面上の設定を行う |
| MA機能のみ、またはSFAのみ | 60〜100万円 | 要件定義から、片方の領域を構築 |
| MA+SFA(CRMとして統合) | 90〜120万円 | 2つの領域をつなげて構築。当社で最も多いレンジ |
| 全部門+外部連携・開発 | 上記に+100〜300万円 | マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの横断設計、外部ツール連携、HubSpot単体で解決しない部分の開発 |
※ HubSpotのライセンス費は別途です。
データ移行の量が多い場合や外部ツールとの連携の場合は、単一領域の構築でも100万円を超えることがあります。
各領域が具体的に何を指すかは、「HubSpotのMA機能とは?」「HubSpotのコンタクトとは?」「HubSpotのチケットとは?」もあわせてご覧ください。マーケティング側だけでなく、営業・カスタマーサクセスまで範囲に入るかどうかで費用は大きく変わります。
安い見積もりが悪いわけではありません。設定代行の見積もりと全部門設計の見積もりは、そもそも別の商品です。問題は、範囲の違いに気づかないまま金額だけを比較してしまうことです。
支援の期間中に発生する時間の多くは、HubSpotの画面を構築する作業ではなく、業務を理解して組み込み方を決める時間(用件定義)と現場が使える状態にする時間に使われます。
当社の案件では、フェーズごとの期間はおおむね次のとおりです。
| フェーズ | 期間の目安 | やること |
|---|---|---|
| 要件定義 | 2週間〜1ヶ月 | 業務の棚卸し、HubSpotへの落とし込み方の決定 |
| 構築 | 1〜2ヶ月 | 実際の設定・カスタマイズ |
| データ移行 | 2週間 | 既存データの整理と移行 |
| レクチャー | 2週間〜1ヶ月 | 現場が使えるようにする教育・定着支援 |
一部は並行して進めるため、プロジェクト全体では2〜3ヶ月が標準です。ここで見てほしいのは、要件定義とレクチャーを合わせると1〜2ヶ月あり、構築そのものの期間とほぼ同じという点です。つまり支援の半分近くは、HubSpotを設定していない時間に使われています。
この期間は、次の条件で変わります。
- どの領域を作るか:MA機能だけなのか、SFAだけなのか、CRMとして全体を構築するのか
- どこから移行するか:Excelやスプレッドシート管理から新規に導入するのか、既存のツールから乗り換えるのか
スプレッドシート管理から移行したケースの実例は「スプレッドシート管理の限界を迎えた日」、インサイドセールスの仕組みづくりまで進めたケースは「SaaS企業がHubSpotで変えたインサイドセールスの仕組み」で紹介しています。
ツールの設定だけなら、支援会社にとって大きな作業量ではありません。
それでも支援費に差がつくのは、要件定義と定着支援が会社ごとにゼロから考える仕事で、テンプレートでは済まないからです。
逆に言えば、見積もりが極端に安い場合この2つが含まれていない可能性が高いという可能性が高いです。
当社の料金
相場を語る以上、自社の料金を伏せるのはフェアではないので開示したいと思います。
当社の初期構築支援は、初期費用30万円+構築費用が1ヶ月あたり30万円です。
前述のとおりプロジェクトは2〜3ヶ月が多いため、総額では90〜120万円程度が平均的な金額になります。
この料金の形が、そのまま範囲で費用が決まる構造を表しています。
構築する範囲が広がれば期間が伸び、期間が伸びれば費用が上がるります。
費用の差は値付けの差ではなく、作業量の差です。だからこそ見積もりは、金額ではなく範囲で比べていただきたいと考えています。
弊社ではご発注前に簡易デモの作成や作業工数および作業量を全て開示しております。
HubSpotの新規導入や既に導入済の活用支援を検討される場合は以下より無料相談をお受付しております。

見積書のチェックポイント
見積書は金額より先に「何が含まれていて、何が含まれていないか」を見てください。 相見積もりで金額だけを並べて比較するのは、範囲の違う商品を値段だけで選ぶことと同じです。
相見積もりで比較すべき項目
- 作業範囲:要件定義・業務設計は含まれるか。設定作業のみか
- データ移行:移行対象・件数・クレンジング(データ整理)の扱いが明記されているか
- 成果物:設計書・運用ルール・マニュアルなど、何が納品されるのか
- 定着支援:構築後のトレーニング・運用サポートは含まれるか。期間は
- 追加費用の条件:どこからが「追加」になるのか。範囲外の作業の単価
- 体制:誰が担当するのか(営業とマーケの両方が分かる人か、設定担当者か)
危ない見積もりのサイン
- 「導入支援一式」の一行だけ
支援範囲や納品内容が不明で、あとから「それは含まれていません」が起きる典型例です。 - ヒアリングなしで即日出てくる見積もり
業務を理解せずに出せる見積もりは、設定作業だけの見積もりのことが多いです。 - 定着支援がゼロ
構築して納品したら終わりというパターンです。導入失敗の典型パターンに直結してしまいます。 - 相場より極端に安い
業務設計・移行・定着のどれかが抜けている可能性が高いです。
依頼先のタイプ(HubSpot社・認定パートナー・設定代行会社・フリーランス)ごとの特徴と選び方は「HubSpotコンサルとは?プロが失敗しない選び方と4タイプを紹介」で詳しく解説しています。
費用で失敗する典型パターン
費用の失敗は「安すぎる支援を選んだ場合」と「高額なのに成果につながらない場合」の両側で起きます。分かれ目は金額ではなく、支援範囲と自社の状態が一致しているかどうかです。
実現したいことが自社で明確になっているなら、安価な支援で十分です。
この設定をこう作ってほしいなどといった要望がはっきりしているなら、設定代行に近い外注やフリーランスへの業務委託でも問題なく納品しいてもらえることが多いです。
問題が起きるのは、やりたいことが固まっていない状態で、安さだけを見て頼んだときです。要件を決める作業が誰の担当でもないまま進むため、次のようなことが起こります。
- 担当者ひとりに責任が集中する:遅延やミスが起きたときにリカバリーが効かない
- 結局、追加費用になる:想定していなかった作業が後から次々に出てくる
- 活用が軌道に乗るまで時間がかかる:構築は終わっているのに、成果が出る状態まで進まない
最近増えているのが、AIを使って自社で作り切ってしまうケースです。
作るところまではできてしまうのですが、社内に定着せずに止まります。
作ったものが使われていないので助けてほしいというご相談は、当社でも2026年以降増えてきました。
AIとCRMの組み合わせ方は「AIエージェントとCRMを連携すると何が変わる?」で解説しています。
ツールは動いているので、表面上は「導入完了」です。
しかし売上につながる動きは何も変わっていないという状態からの立て直しは、最初から要件定義込みで頼んだ場合より高くなってしまいます。
高額な見積もりには、たいてい正当な理由があります。
マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスと対象部門が広がるほど、全体を調整するディレクションの工数が増えます。
外部ツールとの連携や、HubSpot単体では解決しない部分の開発が入れば、そのぶん費用は上がります。
ここは削るべきコストではありません。
それでも成果が出ないことがあるのは、現場のオペレーション変更について合意が取れていないまま、プロジェクトだけが先に進んでしまうときです。
初期構築で一気に広い範囲を作ると、現場が覚えることも一度に増えます。結果として、開発が完了しても活用が進まず、運用定着のための費用を別途払うことになります。
範囲が広いほど、現場を巻き込む時間と、段階的に導入する設計が必要になります。
金額の大小にかかわらず、うまくいかない原因の多くはツール設定ではなく、部門をまたぐ合意形成の不足にあります。
運用ルールを社内に残す手段としては「HubSpotのナレッジベース機能」の活用も有効です。
つまり、費用対効果を決めるのはいくら払うかではなく、自社のいまの状態に対して、必要な範囲の支援を選べているかです。この判断軸を持って検討をされると自社にとって最適な検討が進むと考えています。
HubSpot導入費用を抑える方法
値切るのではなく範囲を賢く設計するのがポイントです。
- 認定パートナー経由でHubSpotの導入を行いオンボーディング費用の免除を受ける
公式オンボーディング費用(数十万円規模)が浮く分、パートナー支援費の実質負担は見た目より小さくなります。 - 段階的に導入&活用を進める
最初から全Hub・全機能を構築せず、今すぐ必要な範囲で小さく立ち上げて広げていきます。
初期構築費と定着の負荷を同時に下げられる。まずHubSpotの無料版で運用感を確かめる進め方もあります。 - 内製化前提の支援を選ぶ
伴走期間中に社内に運用スキルを移転してもらう設計にすれば、月額支援を「ずっと払い続ける」構造を避けられます。
弊社では内製化を目的とした導入を行っています。これまで約3年間で約半数のお客様が1年以内に内製運用に切り替わり、約半数が1年以上の伴走支援で活用されています。
HubSpotの導入や活用を進めたい企業様は是非一度ご相談ください。

また2026年から、従来のIT導入補助金は「デジタル化・AI導入補助金」に変わりました。 通常枠では補助率1/2以内・補助上限450万円(選択する業務プロセス数に応じて5万円〜450万円)で、対象要件を満たせばCRM導入の費用負担を大きく減らせます。
注意点として、補助金の申請は登録された導入支援事業者(ベンダー)経由で行う必要があり、対象ツール・枠・スケジュールは年度ごとに変わります。検討時点の最新情報を公式サイトで確認のうえ、見積もり段階で支援会社に補助金は使えるかを聞いてください。
自社の費用を見積もる手順
自社の費用を出す手順は、①構築する範囲を決める → ②その範囲の支援費用を当てる → ③ライセンス費と隠れコストを足す、の3ステップです。
まず①として、次の4つの質問に答えると範囲が決まりやすいです。
- どの領域を構築したいか:MA機能だけか、SFAだけか、CRMとして全体を構築するか
- どこからHubSpotに移行するか:Excelやスプレッドシート管理からの新規導入か、既存ツールからの乗り換えか
- データ量はどれくらいか:自社リストが3万件を超えると、移行の作業量が上がります
- 外部ツールとの連携や開発が必要か:必要なら+100〜300万円を見込みます
当てはめると、当社の案件でよくある3つのケースは次のようになります。
| ケース | 状況 | 支援費用の目安 |
|---|---|---|
| 営業管理から始める | スプレッドシートでの案件管理が限界。まずSFAだけ作る | 60〜100万円 |
| マーケと営業をまとめて立ち上げる | リード獲得から商談管理までCRMとして統合する。当社で最も多い | 90〜120万円 |
| 乗り換え+外部システム連携 | 既存のSFA・MAから移行し、外部システムとの連携開発も必要 | 上記に+100〜300万円 |
※ いずれもHubSpotのライセンス費と、公式オンボーディング費用(パートナー経由で免除される場合を除く)は別途です。
②の支援費用は、この表または前述の範囲別の表(MA単体・SFA単体で60〜100万円、MA+SFAで90〜120万円)を当ててください。
③のライセンス費はプランとシート数で決まるため「HubSpotの料金体系を完全解説」で試算し、研修や社内工数といった隠れコストを加えると、初年度の総額像になります。
範囲が決まらないまま相見積もりを取っても、比較できない金額が並ぶだけです。迷う場合は、見積もりを取る前の段階でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
HubSpot導入支援は最低いくらから頼めますか?
依頼内容が決まっている設定代行なら数万〜数十万円から依頼できます。 要件定義から入る初期構築支援の場合、当社では初期費用30万円+月額30万円(2〜3ヶ月)で、総額90〜120万円程度が中心です。
公式オンボーディングは免除可能ですか?
Professional以上を自社で直接契約する場合、購入は必須です(18万〜84万円)。 認定パートナー経由で導入する場合は、パートナーがHubSpotに申請することで免除されるケースが多くあります。ただし免除は自動ではないため、契約前に確認してください。
支援を頼まず、自社だけで導入できますか?
Starterプランで小さく始める場合や、社内にCRM運用経験者がいる場合は自社導入も現実的です。一方、既存ツールからの乗り換えやデータ移行がある場合、マーケと営業をまたぐ設計が必要な場合は、支援サービスを導入した方が結果的にトータルコストを抑えられることが多いです。判断基準は「HubSpot導入支援会社おすすめ10選と費用相場」で詳しく解説しています。
導入後の運用フェーズの費用はどう考えればいいですか?
運用を支援会社に任せる場合は月額10〜50万円程度、社内で運用する場合はライセンス費+社内工数です。 伴走支援を受けながら内製化していく形が、中長期のコストを最も抑えられます。運用で実際に何をするのかは「HubSpotのワークフローとは?」「HubSpotのスコアリングとは?」もご覧ください。
補助金は使えますか?
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の対象になる場合があります。 ただし対象ツール・枠は年度ごとに変わるため、申請前に公式サイトの最新情報と、見積もり先の支援会社への確認が必須です。
すでにHubSpotを導入済みですが、途中からでも頼めますか?
できます。 「導入したが定着しない」段階からの立て直し支援は、初期構築より部分的な支援(15万円前後〜)で始められるケースも多いです。弊社でも毎月ご相談をお受けしております。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
- 相場の3区分
スポット支援30万円前後〜/初期構築30〜150万円程度/月額伴走10〜50万円程度(ライセンス費別) - 内訳は3層
ライセンス費(HubSpotへ)+初期構築費・運用支援費(支援会社へ)。見積もり比較は必ずこの分解から - 価格差の正体は支援範囲
設定だけか、業務設計込みか、マーケ×営業の全体設計込みか。金額だけの比較は範囲の違う商品の比較になる - 判断軸は支援範囲と自社の状態
安さで選ぶ失敗も、高額で成果が出ない失敗も、原因は範囲と状態のミスマッチ - 支援の半分は「設定していない時間」
要件定義とレクチャーで1〜2ヶ月。ここが抜けている見積もりは安く見える - 抑える正攻法は4つ
補助金・オンボーディング免除・段階導入・内製化前提の設計
株式会社グロースパイロットは、マーケティングと営業の両方の現場を知る立場から、HubSpotの新規導入・他ツールからの乗り換え・運用定着を一気通貫で支援しています。自社の場合はいくらになるのか、もらった見積もりが妥当か見てほしいといった段階のご相談も歓迎です。まずは無料相談で、あなたの会社の現状をお聞かせください。
