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HubSpot(ハブスポット)とは?初心者でもわかる機能・料金・導入メリットを徹底解説

HubSpot

「新規顧客の獲得がうまくいかない」「マーケティング施策の効果が見えない」「営業活動が属人化して困っている」――このような課題を抱えている企業担当者の方は少なくありません。

本記事では、これらの課題を解決する可能性を持つHubSpot(ハブスポット)について、初めて聞く方にも分かりやすく解説します。

HubSpotの基本機能から料金体系、導入メリット・デメリット、さらには実際の導入ステップまで、意思決定に必要な情報を網羅的にお届けします。

この記事で分かること:

  • HubSpotの基本概念と6つの製品構成
  • 他のMAツール(Salesforce、Marketo等)との具体的な違い
  • 自社に向いているか判断するための基準
  • 実際の導入ステップと注意点

1. HubSpot(ハブスポット)とは?

1-1. HubSpotの定義と誕生背景

HubSpotは、2006年にアメリカで創業されたCRM(顧客関係管理)プラットフォームです。創業者のブライアン・ハリガンとダーメッシュ・シャアは、従来の「企業が一方的に売り込む」アウトバウンド型のマーケティングではなく、「顧客にとって価値あるコンテンツを提供し、自然に引き寄せる」インバウンドマーケティングという概念を提唱しました。

現在、HubSpotは2025年9月時点で、世界135カ国以上、27万8,000社を超える企業で利用されており、マーケティング・営業・カスタマーサービスを一元管理できるツールとして高い評価を得ています。日本国内でも、パナソニックインダストリー株式会社やピー・シー・エー株式会社をはじめとする大手企業から中小企業まで、幅広い業種・規模の企業が導入を進めています。

1-2. HubSpotが解決する3つの課題

多くの企業が抱える代表的な課題として、顧客情報の分断、施策効果の不透明さ、そして営業活動の属人化が挙げられます。

まず、顧客情報の分断に関してですが、顧客情報が部門間でバラバラに管理されているということが要因です。
例えば、マーケティング部門はExcelやスプレッドシートで管理し、営業部門は別のSFAツールを使い、カスタマーサポート部門はまた違うシステムで情報を保持している。
このような状況では、一人の顧客に対する全体像が見えず、適切なタイミングでのアプローチができません。

その結果、マーケティングが育成した見込み客の情報が営業に正しく引き継がれなかったり、過去のサポート対応履歴を営業が把握できていなかったりといった問題が発生します。

次に、マーケティング施策の効果が見えないという課題があります。
Web広告、SEO、メールマーケティング、展示会出展など様々な施策を実施していても、それぞれの施策がどれだけの成果を生んでいるのか定量的に把握できていないケースは非常に多く見られます。「なんとなく問い合わせは増えているが、どの施策が効いているのか分からない」という状態では、予算配分の最適化の判断が難しくなってしまいます。

最後にが、営業活動の属人化です。
優秀な営業担当者が持つ顧客との関係性やノウハウが、その個人に蓄積されたまま組織全体で共有されていない状態を指します。その結果、担当者の異動や退職によって顧客との関係性が途切れてしまったり、新人育成に時間がかかりすぎたりといった問題が生じます。

HubSpotは、これらの課題に対して統合的なソリューションを提供することで、企業の成長を支援します。

1-3. HubSpotの全体像

HubSpotの最大の特徴は、無料のCRMを中核として、6つの「Hub」と呼ばれる製品群で構成されている点です。

各Hubは独立して利用することもできますが、全て同じCRMデータベース上で動作するため、部門を超えたシームレスなデータ連携が自動的に実現します。これは「オールインワン」の利便性と、「ベストオブブリード(各分野で最適なツールを選ぶ)」の柔軟性を両立した設計といえます。つまり、必要な機能だけを選んで導入できる柔軟性を持ちながら、選んだ機能同士が完璧に連携するという、両方の良いところを兼ね備えています。

また、無料のCRMから始めて、ビジネスの成長に合わせて必要な機能を段階的に追加できる「スモールスタート」が可能な点も、多くの企業から支持される理由となっています。初期投資を抑えながら実際に使ってみて、効果を確認してから拡張していけるため、導入リスクを最小限に抑えられます。


2. HubSpotの6つの主要製品と機能一覧

2-1. HubSpot CRM(無料)

HubSpot CRMは、全ての基盤となる顧客管理システムです。最大の特徴は、基本機能が無料であることに加え無料期間の制限もないという点です。

HubSpot CRMでは、顧客や見込み客の情報を「コンタクト」として一元管理できます。氏名、メールアドレス、電話番号といった基本情報はもちろん、ウェブサイトでの行動履歴、メールの開封状況、過去のやり取りの記録など、あらゆる情報が一箇所に集約されます。最大100万件までのコンタクトを登録できます。

さらに、取引(商談)の進捗管理機能も備えています。各商談が現状営業プロセスにおけるどの段階にあるのか、成約見込みはどれくらいか、次に何をすべきかといった情報を可視化できます。タスク管理やスケジュール管理の機能も統合されているため、日々の営業活動を効率的に進められます。加えて、送信したメールを相手が開封したかどうかを追跡する機能もあり、適切なフォローアップのタイミングを逃しません。

無料でありながら、企業が必要とする基本的なCRM機能は十分に揃っており、多くの企業がこの無料版だけでも大きな価値を実感しています。

HubSpotの無料プランで使用できる機能と有料プランとの違いについての詳細はこちらの記事をご覧ください。

HubSpotの無料版でできることは?機能やメリット、注意点について解説

2-2. Marketing Hub(マーケティングオートメーション)

Marketing Hubは、見込み客の獲得から育成までを自動化するマーケティングオートメーションツールです。

この製品の核となるのは、メールマーケティング機能です。顧客を属性や行動履歴でセグメント化し、それぞれに最適なタイミングで最適なメッセージを自動配信できます。例えば、「資料をダウンロードしたが1週間連絡がない見込み客」に対して自動的にフォローメールを送るといった設定が、プログラミング不要で実現できます。

ランディングページ作成機能も充実しており、ドラッグ&ドロップで直感的にデザインできます。HTMLやCSSの知識がなくても、プロフェッショナルな見た目のページを短時間で作成可能です。同様に、フォーム作成機能を使えば、問い合わせフォームや資料請求フォームを簡単に設置でき、収集した情報は自動的にCRMに取り込まれます。

リードスコアリング機能では、見込み客の行動や属性に基づいて自動的に点数をつけ、「今すぐ営業すべき高確度な見込み客」を特定できます。例えば、「価格ページを5回以上閲覧し、資料もダウンロードした企業の決裁権者」には高いスコアを付与し、営業チームに自動通知するといった運用が可能です。

さらに、SEO対策機能も搭載されています。記事を書く際にキーワード分析を行い、検索エンジンでの上位表示に向けた具体的な改善提案を受けられます。ソーシャルメディアの投稿管理や、広告の効果測定とROI分析機能も備えており、マーケティング活動全体を一元管理できます。

2-3. Sales Hub(営業支援)

Sales Hubは、営業プロセスの可視化と効率化を実現するSFA(営業支援)ツールです。

パイプライン管理機能により、全ての商談の状況を視覚的に把握できます。「初回接触」「提案」「見積もり提示」「契約」といった各ステージに、どの案件が何件あるのかが一目で分かります。これにより、営業マネージャーはチーム全体の状況を俯瞰でき、適切な指示やサポートを提供できるようになります。

メール追跡機能は、営業の生産性を大きく向上させます。送信したメールを相手が開封した瞬間に通知が届くため、「メールを読んだばかりのタイミング」で電話フォローをするといった、効果的なアプローチが可能になります。また、過去にどんなメールをいつ送ったかも全て記録されるため、引き継ぎや担当者変更の際もスムーズです。

ミーティング日程調整機能も便利です。自分のカレンダーの空き状況を相手に共有し、相手が都合の良い時間を選択するだけで自動的にアポイントが確定します。これまで何往復もメールをやり取りしていた日程調整が、一度のやり取りで完結するのです。

メールテンプレート機能を使えば、よく使う文面をテンプレート化してチーム内で共有できます。成果の出ている営業担当者のメール文面を組織全体で活用することで、営業品質の標準化が図れます。見積書や提案書の作成機能、通話の記録と録音機能、売上予測レポート機能なども備えており、営業担当者の事務作業を大幅に削減し、顧客との対話により多くの時間を使えるようになります。

2-4. Service Hub(カスタマーサービス)

Service Hubは、顧客満足度の向上とサポート業務の効率化を支援するツールです。

チケット管理機能では、メール、チャット、電話など様々なチャネルから寄せられる問い合わせを一元管理できます。各問い合わせに優先度を設定し、担当者を割り当て、対応状況を追跡することで、対応漏れを防ぎます。過去の対応履歴も全て記録されるため、同じ顧客から再度問い合わせがあった際も、スムーズに対応できます。

ライブチャット機能を使えば、ウェブサイト訪問者とリアルタイムで会話できます。訪問者が質問をしたいと思ったそのタイミングで対応できるため、顧客満足度が向上します。さらに、チャットボット機能により、よくある質問には自動で回答させることも可能です。AIが24時間365日対応してくれるため、サポートチームの負担を軽減しながら、顧客の問題解決をスピードアップできます。

ナレッジベース作成機能では、FAQやヘルプセンターを構築できます。顧客が自分で問題を解決できる環境を整えることで、問い合わせ件数自体を減らす効果があります。顧客フィードバック収集機能では、NPS(顧客推奨度)やCSAT(顧客満足度)といった指標を定期的に測定し、サービス改善のヒントを得られます。

カスタマーポータル機能を使えば、顧客が自分のアカウントにログインして、過去の問い合わせ履歴を確認したり、新しいチケットを起票したりできるようになります。このように、サポート業務の属人化を防ぎ、チーム全体で対応品質を均一化できるのがService Hubの強みです。

2-5. Content Hub(CMS機能)

Content Hubは、企業ウェブサイトやブログを構築・運営するためのコンテンツ管理システムです。

従来のウェブサイト構築では、HTMLやCSSといったコーディングスキルが必要でしたが、Content Hubではドラッグ&ドロップで直感的にページを作成できます。デザインテンプレートも豊富に用意されているため、デザイナーがいなくても見栄えの良いサイトを作れます。

ブログ管理システムも充実しており、記事の執筆から公開、効果測定までを一貫して行えます。SEO最適化支援機能では、記事を書きながらリアルタイムで改善提案を受けられるため、検索エンジンで上位表示されやすい記事を作成できます。

パーソナライズコンテンツ配信機能が特に強力です。同じウェブページでも、訪問者の属性や過去の行動履歴に応じて、表示する内容を動的に変更できます。例えば、初めて訪れた人には基本的な会社紹介を表示し、何度も訪れている見込み客には具体的な製品情報を表示するといった使い方ができます。

WordPressとの大きな違いは、サーバー管理が不要で、HubSpotの他機能と完全に統合されている点です。WordPressでは自社でサーバーを用意し、セキュリティ更新やバックアップを管理する必要がありますが、Content Hubではそれらが全て自動で行われます。SSL証明書やWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)といったセキュリティ対策も標準搭載されており、安心して運用できます。多言語対応機能もあるため、グローバル展開している企業にも適しています。

2-6. Commerce Hub(決済・請求)

Commerce Hubは、見積もりから決済、請求書発行までを効率化するツールです。

見積もりや請求書を、CRMに登録されている顧客情報を使って簡単に作成できます。テンプレートも用意されているため、毎回ゼロから作る必要はありません。作成した見積書はメールで送信でき、相手がオンライン上で確認して承認ボタンを押すだけで契約が成立します。

オンライン決済機能により、クレジットカードや銀行振込での支払いを受け付けられます。決済処理が自動化されるため、入金確認の手間が省け、キャッシュフローの改善にもつながります。

サブスクリプション(定期課金)管理機能も備えており、月額課金や年額課金のビジネスモデルに対応しています。自動的に更新日に請求が発行され、決済も自動処理されるため、管理の手間が大幅に削減されます。売上管理機能では、全体の収益状況や顧客ごとの売上推移を可視化でき、経営判断に活用できます。

税金計算の自動化機能もあるため、消費税の計算ミスなども防げます。BtoC向けのECサイトというよりは、BtoB企業の受注から請求までのプロセスを効率化するツールとして設計されており、営業プロセスの最終段階をスムーズに進められます。

2-6. Date Hub(自動化)

Operations Hubはデータをうまく活用して、業務を効率化するツールです。

具体的には、次のような機能が備わっています。

  • データ同期
  • データクレンジング
  • プロセス自動化

Date Hubを使うことで、データを見ながらより素早く適切な判断ができるようになり、業務も効率的に進められるでしょう。

各Hub製品の主要機能比較表

Hub製品主な対象部門核となる機能無料版の有無
HubSpot CRM全社顧客情報管理◯(完全無料)
Marketing Hubマーケティングリード獲得・育成◯(制限付き)
Sales Hub営業商談管理・効率化◯(制限付き)
Service Hubカスタマーサポート問い合わせ対応◯(制限付き)
Content Hubマーケティング/広報Webサイト構築◯(制限付き)
Commerce Hub営業/経理決済・請求管理
Date Hub全社ワークフロー◯(制限付き)

3. HubSpotと他のMAツールの違い

3-1. Salesforce/Account Engagment(旧Pardot)との違い

Salesforceは世界最大級のCRMプラットフォームで、Account Engagement(旧Pardot)はその傘下のマーケティングオートメーション製品です。どちらも非常に強力なツールですが、HubSpotとは異なる特徴を持っています。

HubSpotの最大の強みは、無料CRMから始められることです。初期投資を抑えながら実際に使ってみて、自社に合うかを確認できます。さらに、直感的なUI/UXにより、専門的なトレーニングを受けなくても比較的短期間で使いこなせるようになります。マーケティング、営業、カスタマーサービスの機能が最初から統合されているため、別々のシステムを連携させる手間もありません。導入から運用開始までの期間も、Salesforceに比べて短く済む傾向があります。

一方、Salesforceの強みは、大規模なカスタマイズに対応できる拡張性にあります。複雑な業務プロセスや特殊な要件にも柔軟に対応できます。グローバル展開している大企業での導入実績も豊富で、ERPなどの基幹システムとの高度な連携も実現できます。エンタープライズ向けの高度な機能も充実しています。

簡潔に言えば、中小企業や成長中の企業、あるいは使いやすさを重視する企業にはHubSpotが適しており、大企業で極めて複雑なカスタマイズが必要な場合や、既にSalesforceエコシステムに投資している場合はSalesforce/Pardotが適しているといえます。

3-2. Marketoとの違い

Adobe Marketo Engage(旧Marketo)は、マーケティングオートメーション機能に特化したエンタープライズ向けツールです。

HubSpotは、マーケティングだけでなく営業支援やカスタマーサービス、さらにはウェブサイト構築まで含むオールインワンプラットフォームです。そのため、初期設定が比較的容易で、部門を超えたデータ連携が自動的に行われます。CMS機能が標準搭載されているため、コンテンツマーケティングを重視する企業にとっては特に便利です。無料版から段階的にアップグレードできる点も、導入ハードルを下げています。日本語サポートも充実しており、問い合わせ対応やドキュメントの充実度でも優位性があります。

対してAdobe Marketo Engageは、マーケティングオートメーション機能の深度が非常に高く、極めて複雑なシナリオ設計やセグメンテーションが可能です。大量のデータを処理する能力に優れており、数十万件、数百万件といった規模のデータベースでも高速に動作します。エンタープライズ企業での導入実績が豊富で、外部ツールとの連携も柔軟に行えます。

つまり、Marketoは純粋なマーケティングオートメーション機能を徹底的に追求したい大企業向けであり、HubSpotは営業やサポートも含めて全体を統合したい企業、あるいは使いやすさを重視する企業向けといえます。

3-3. HubSpotの独自性

他のツールと比較した際の、HubSpotならではの特徴をまとめます。

第1に、無料CRMから段階的にアップグレードできる点です。多くの競合ツールは最初から有料契約が必要ですが、HubSpotは無料版で十分に試してから、必要に応じて機能を追加していけます。これにより、「高額なツールを導入したのに使いこなせなかった」というリスクを最小限に抑えられます。

第2に、マーケティング、営業、カスタマーサービスが同一プラットフォーム上で動作する点です。他のツールでは、MAツールとSFAツールを別々に契約し、APIで連携させる必要がありますが、HubSpotではその必要がありません。部門間のデータ連携が自動的に行われるため、情報の分断が起きにくいのです。

第3に、日本語サポートと学習リソースの充実です。日本語でのチャット・メールサポートに加え、HubSpot Academyという無料学習プラットフォームが充実しています。ツールの使い方だけでなく、マーケティングや営業の戦略論も学べるため、ツールを導入するだけでなく、組織全体のスキルアップにもつながります。

主要MAツール比較表

項目HubSpotSalesforce/PardotMarketo
初期費用無料〜高額高額
導入難易度低〜中中〜高中〜高
UI/UXの直感性高い普通普通
オールインワン性
カスタマイズ性
日本語サポート充実充実充実
推奨企業規模中小〜中堅中堅〜大手中堅〜大手

4. HubSpotの料金体系

4-1. 無料プランでできること

HubSpotの大きな特徴の一つが、基本的なCRM機能を完全無料で、しかも期限の制限なく利用できる点です。

無料版のHubSpot CRMでは、顧客管理、取引管理、タスク管理といったCRMの核となる機能が全て使えます。さらに、Marketing Hubの一部機能として月2,000通までのメール送信、フォーム作成、ランディングページ作成が可能です。Sales Hubからは、メール追跡機能、ミーティング設定ツール、Eメールテンプレート機能が使えます。Service Hubについても、基本的なチケット管理とライブチャット機能が利用できます。

これらは「お試し期間」ではなく、永続的に無料で使い続けられます。中小企業やスタートアップであれば、無料版だけでも十分な価値を得られる可能性があります。実際に使ってみて、ビジネスが成長し、より高度な機能が必要になった段階で有料プランへのアップグレードを検討すれば良いのです。

4-2. 有料プランの価格帯

各Hubには、Starter、Professional、Enterpriseという3つの有料プランが用意されています。

Starterプランは、スモールビジネス向けに設計されています。Marketing Hub Starterは月額2万円程度から、Sales Hub StarterやService Hub Starterも同様の価格帯です。小規模なチームや個人事業主にとって手の届きやすい価格設定で、基本的なマーケティングオートメーション機能を利用できます。無料版では制限されていた機能、例えばメール送信数の上限が大幅に増えたり、簡単なワークフロー自動化が使えるようになったりします。

Professionalプランは、本格的にマーケティングオートメーションを活用したい成長企業向けです。Marketing Hub Professionalは月額9万6,000円から、Sales Hub ProfessionalやService Hub Professionalも同価格帯からとなります。このプランでは、高度なレポート機能、複雑なワークフロー自動化、A/Bテスト機能などが利用できます。多くの企業が、本格的な導入段階でこのProfessionalプランを選択しています。

Enterpriseプランは、大企業や高度なカスタマイズが必要な組織向けです。Marketing Hub Enterpriseは月額43万2,000円から、Sales Hub EnterpriseとService Hub Enterpriseは月額21万6,000円からとなります。チームの権限管理機能、高度なカスタマイズオプション、専任のサポート担当者が付くなど、エンタープライズレベルの要件に応えられる内容になっています。

4-3. プラン選択のポイント

料金体系を理解する上で、いくつか重要なポイントがあります。

まず、コンタクト数による従量課金制を理解しておく必要があります。有料プランの基本料金には、一定数のコンタクト(顧客・見込み客)が含まれていますが、それを超えると追加料金が発生します。例えば、Professionalプランの基本料金には通常2,000件のコンタクトが含まれており、それを超える場合は追加料金を支払います。ビジネスが成長し、見込み客が増えることは良いことですが、それに伴って料金も上昇する点は予算計画に入れておくべきです。

次に、複数のHubを同時に購入する場合、バンドル割引が適用されます。例えばMarketing HubとSales Hubを個別に契約するより、同時に契約した方が割安になります。マーケティングと営業の両方を強化したい場合は、バンドルでの契約を検討すると良いでしょう。

また、月額契約と年額契約を選択できます。月額契約であればいつでも解約できる柔軟性がありますが、年額契約を選ぶと通常10〜15%程度の割引が受けられます。最初は月額契約で試してみて、継続が決まった段階で年額契約に切り替える企業が多いです。

実際の導入では、まず無料版で基本機能を試し、必要性を感じたらStarterプランから始めるというアプローチが一般的です。ビジネスの成長に合わせて段階的にアップグレードしていくことで、無駄なコストを抑えながら、必要な機能を適切なタイミングで追加していけます。


5. HubSpot導入に向いている企業・向いていない企業

5-1. 導入に向いている企業の特徴

HubSpotの導入によって特に大きな効果を得られるのは、以下のような特徴を持つ企業です。

まず、BtoB企業でリード獲得に課題を抱えている場合です。特に、展示会やテレアポといった従来型の手法だけでなく、ウェブサイトやコンテンツマーケティングを通じて見込み客を獲得したいと考えている企業にとって、HubSpotは理想的なツールです。SEO対策機能、ブログ管理、ランディングページ作成、メールマーケティングなど、インバウンドマーケティングに必要な全ての機能が統合されているからです。

次に、マーケティング、営業、カスタマーサービスの各部門間で情報が分断されており、連携を強化したい企業です。「マーケティングが獲得したリードの情報が営業にうまく伝わっていない」「営業が商談中の顧客からサポートに問い合わせが来ても、営業側がそれを把握できていない」といった問題を抱えている場合、HubSpotの統合プラットフォームは大きな解決策となります。全ての部門が同じデータベースを共有するため、情報の齟齬が生じにくくなります。

無料または低コストで始めたい企業にも適しています。多くのMAツールやCRMツールは初期費用だけで数十万円から数百万円かかりますが、HubSpotは無料版から始められます。まずは小さく試して、効果を確認してから拡張していくというアプローチが取れるため、導入リスクを最小限に抑えられます。

ITリテラシーが特別高くない担当者でも使いたいという企業にも向いています。HubSpotは直感的なUI設計により、HTMLやCSSといった専門知識がなくても、ランディングページやメールを作成できます。システム管理者がいなくても、マーケティング担当者自身が日々の運用を行えるため、外部ベンダーへの依存度を下げられます。

そして、インバウンドマーケティングを本格的に実践したい企業です。顧客にとって価値あるコンテンツを継続的に発信し、自然に引き寄せるというアプローチを取りたい場合、HubSpotはその思想に基づいて設計されているため、非常に相性が良いのです。

5-2. 導入に向いていない企業の特徴

一方で、以下のような企業や状況では、HubSpotが最適解ではない可能性があります。

まず、既に他のMAツールやCRMツールを導入しており、十分な成果が出ている企業です。現状のツールで課題を感じておらず、チームも使いこなせている場合、わざわざ別のツールに移行するメリットは少ないでしょう。ツールの移行にはデータ移行の手間やチームの学習コストがかかるため、明確な改善理由がない限り、無理に変える必要はありません。

次に、極めて複雑なカスタマイズが必要な企業です。業務プロセスが非常に特殊で、標準的な設定では対応できない場合、Salesforceのようなカスタマイズ性の高いツールの方が適しています。HubSpotは「多くの企業に共通する機能」を使いやすくパッケージ化したツールであるため、特殊すぎる要件には対応しきれない場合があります。

また、オフライン営業が中心で、デジタルマーケティングに取り組む予定が全くない企業にも向いていません。例えば、展示会と訪問営業のみで完結しており、ウェブサイトからの問い合わせもほとんどないという状況であれば、HubSpotの強みであるインバウンドマーケティング機能を活かしきれません。この場合は、よりシンプルな顧客管理ツールの方が適している可能性があります。

ただし、これらはあくまで「現時点での状況」に基づく判断です。将来的にデジタルマーケティングに取り組む可能性があるなら、無料版から始めて準備を整えておくという選択肢もあります。

5-3. 業界別の活用例

実際にHubSpotを活用している業界の例を、簡潔にご紹介します。

IT・SaaS業界では、無料トライアルやデモ申し込みから始まる見込み客の育成に強みを発揮します。プロダクト主導型の成長戦略(PLG)との相性が良く、ユーザーの行動データに基づいて適切なタイミングでアップグレード提案を行うといった使い方ができます。パナソニック インダストリー株式会社などの製造業でも導入が進んでいます。技術的なホワイトペーパーやケーススタディといったコンテンツを活用したマーケティングに適しており、長期的な関係構築が重要な業界特性とマッチしています。

教育・研修業界では、セミナーやウェビナーの集客から参加者管理、終了後のフォローアップまでを一元管理できます。継続的な学習プログラムの提供やリピート率向上にも貢献しています。


6. HubSpot導入のメリット・デメリット

6-1. 導入の5つのメリット

HubSpotを導入することで得られる主なメリットを、実務的な観点から解説します。

メリット1:無料から始められリスクが低い

多くのMAツールやCRMツールは、導入時点で数十万円から数百万円の初期費用が発生します。しかしHubSpotは無料版で十分に試すことができるため、「高額な投資をしたのに使いこなせなかった」というリスクを最小限に抑えられます。実際に自社の業務で使ってみて、効果を確認してから有料版に移行できるため、意思決定の精度が高まります。この「試してから決められる」という点は、特に予算に制約のある中小企業にとって大きな安心材料となります。

メリット2:直感的なUIで習熟期間が短い

複雑なMAツールの場合、使いこなすまでに数ヶ月かかることも珍しくありません。しかしHubSpotは直感的なUI設計により、多くの企業が導入から1〜2週間程度で基本操作を習得できています。ドラッグ&ドロップでランディングページやメールを作成できるため、HTMLやCSSの知識がなくても実務に活用できます。専門的なトレーニングを受けなくても、使いながら学べる設計になっているため、チーム全体への展開もスムーズです。

メリット3:部門間のデータ連携がスムーズ

従来、マーケティング部門が獲得した見込み客の情報を営業部門に引き継ぐ際、ExcelファイルやCSVファイルをメールで送ったり、別のシステムに手入力したりといった手間が発生していました。HubSpotでは、全てのHubが同じCRMデータベースを共有しているため、マーケティングが獲得したリードを営業がリアルタイムで確認でき、その後のカスタマーサポート対応も同じプラットフォーム上で行えます。情報の分断や転記ミスが起きにくく、顧客対応の質が向上します。

メリット4:充実した学習リソース(HubSpot Academy)

HubSpotを導入する企業は、HubSpot Academyという無料の学習プラットフォームを利用できます。これは単なるツールの使い方マニュアルではなく、マーケティング戦略や営業手法といったビジネススキル全般を学べる教育プログラムです。動画講座や認定資格プログラムが豊富に用意されており、全て無料で受講できます。ツールを導入するだけでなく、チーム全体のスキルアップにつながるという副次的な効果も期待できます。

メリット5:2,000以上の外部ツールと連携可能

HubSpotは、SlackやGoogleワークスペース、Zoom、Salesforce、Shopifyなど、2,000種類以上の外部ツールと連携できます。既に使っているツールをそのまま活用しながら、HubSpotと組み合わせることで相乗効果を生み出せます。例えば、SlackとHubSpotを連携させれば、重要な見込み客が資料をダウンロードした瞬間にSlackで通知を受け取り、すぐに営業フォローに移れます。既存の業務フローを大きく変えずに、段階的にHubSpotを組み込んでいけるのです。

6-2. 導入時の注意点・デメリット

HubSpotにも注意すべき点やデメリットがあります。導入前に理解しておくことで、後悔のない意思決定ができます。

デメリット1:マーケティングコンタクト数が増えると料金が上がる

HubSpotの有料プランは、登録するマーケティングコンタクト(顧客・見込み客)の数に応じて料金が変動します。ビジネスが成長し、見込み客が増えることは本来喜ばしいことですが、それに伴ってHubSpotの利用料金も上昇します。予算計画を立てる際は、今後のビジネス成長を見据えて、将来的なコスト増も考慮に入れておく必要があります。

デメリット2:高度なカスタマイズには限界がある

HubSpotは「多くの企業に共通する機能」を使いやすくパッケージ化したツールです。標準機能で対応できる範囲は非常に広いですが、極めて特殊な業務プロセスや、他のエンタープライズ向けツールのような深いカスタマイズには対応しきれない場合があります。例えば、複雑な承認フローや、特殊な計算ロジックを組み込みたい場合、Salesforceのような高度にカスタマイズ可能なツールの方が適している可能性があります。

デメリット3:日本語ドキュメントは英語版より少ない

HubSpotは米国企業であるため、最新機能のドキュメントやヘルプページは英語版が先行して公開されます。日本語版のドキュメントも充実してきていますが、やはり英語版に比べると情報量や更新速度で劣ります。最新機能をいち早く活用したい場合、英語の資料を読む必要が出てくる可能性があります。ただし、基本的な機能については日本語のサポートやドキュメントが十分に用意されています。

デメリット4:初期設定とデータ移行に時間がかかる

既存の顧客データベースからHubSpotへデータを移行する作業や、マーケティングオートメーションのワークフロー(自動化シナリオ)を設計する作業には、相応の時間と労力が必要です。特に、長年にわたって蓄積されたデータを移行する場合、データのクリーニング(重複排除や形式統一)に予想以上の工数がかかることがあります。「すぐに使い始められる」というのは操作面での話であり、本格的に運用するまでの準備期間は確保しておく必要があります。

6-3. デメリットへの対処法

これらのデメリットに対しては、適切な対処法があります。

コンタクト数の増加による料金上昇については、定期的にデータベースをクリーニングし、不要なコンタクト(長期間反応がない、退職した担当者など)を削除することで、ある程度抑制できます。また、予算計画の段階で成長を見込んだコスト試算をしておくことで、予期せぬ出費を防げます。

高度なカスタマイズの限界については、導入前に自社の要件を明確にし、HubSpotの標準機能で対応できるかを確認することが重要です。無料版や無料トライアルで実際に試してみることで、自社の業務に合うかを判断できます。

日本語ドキュメントの少なさについては、HubSpot認定パートナー(代理店)を活用することで補えます。パートナー企業は豊富な導入経験を持ち、日本語でのサポートを提供してくれます。

初期設定とデータ移行の負担については、代理店の導入支援サービスを利用するのが最も確実です。データ移行の計画立案から実行、ワークフロー設計、チームトレーニングまで一貫してサポートしてもらえます。初期投資は発生しますが、長期的に見れば試行錯誤の時間を大幅に短縮でき、結果的にコスト効率が良くなることが多いです。

弊社でも初めてHubSpotの導入を検討されている企業様へのサポートを行っております。


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7. HubSpot導入の進め方【5ステップ】

実際にHubSpotを導入する際の、具体的なステップをご紹介します。

ステップ1:無料CRMで試す

まずはHubSpotの公式サイトから無料アカウントを作成しましょう。所要時間は約5分程度で、メールアドレスと基本的な情報を入力するだけで、すぐに使い始められます。

無料版では、HubSpot CRMの全機能に加えて、Marketing Hub、Sales Hub、Service Hubの基本機能を体験できます。実際に顧客情報を数件登録してみたり、簡単なメールを作成してみたりすることで、操作性や自社の業務に合うかを確認できます。まずは2〜3週間程度、実際の業務で使ってみることをお勧めします。

ステップ2:自社の課題と目標を明確化

HubSpotを導入する目的を明確にします。「なんとなく便利そうだから」という理由では、後々うまく活用できない可能性があります。

具体的には、「月間のリード獲得数を現状の50件から100件に増やす」「営業の商談化率を現状の15%から20%に向上させる」「問い合わせ対応時間を平均2時間から30分に短縮する」といった、測定可能なKPIを設定します。目標が明確であれば、後の効果測定もしやすくなりますし、どの機能を優先的に活用すべきかも見えてきます。

同時に、現状の課題も整理しましょう。「マーケティング施策の効果が見えない」「営業情報が属人化している」「部門間で情報が分断されている」など、解決したい課題を書き出します。

ステップ3:必要な機能を選定

自社の課題に対して、どのHubが必要かを検討します。

リード獲得が最優先課題であれば、Marketing Hubから始めるのが適切です。営業プロセスの効率化が課題であれば、Sales Hubが中心となります。カスタマーサポートの改善が目的なら、Service Hubです。

重要なのは、最初から全ての機能を使おうとしないことです。まずは1〜2つのHubに絞り、しっかりと使いこなせるようになってから、徐々に範囲を広げていくアプローチが成功の鍵です。また、無料版から始めるか、最初から有料版を契約するかも、この段階で決めます。

ステップ4:初期設定とデータ移行

必要な機能が決まったら、実際の運用に向けた設定を行います。

既存の顧客データベース(ExcelやCSV形式)をHubSpotにインポートします。この際、データの重複排除や項目の整理を行っておくと、後々の運用がスムーズです。企業情報、担当者情報、取引履歴など、どのデータをどの形式で移行するかを計画的に進めましょう。

次に、メールテンプレートの作成や、ワークフロー(自動化シナリオ)の設計を行います。例えば、「資料ダウンロード後3日経過しても問い合わせがなければ、フォローメールを自動送信する」といったシナリオを設定します。

この段階は専門的な知識が必要になるため、HubSpot認定パートナー(代理店)のサポートを受けることを強くお勧めします。経験豊富なパートナーであれば、業界のベストプラクティスを踏まえた効率的な設定を提案してくれます。

ステップ5:運用開始とPDCA

設定が完了したら、実際の業務でHubSpotを使い始めます。

まずはチーム内でトレーニングを実施し、基本的な操作方法や運用ルールを共有します。HubSpot Academyの動画講座を活用するのも効果的です。最初の1〜3ヶ月は試行錯誤の期間と考え、完璧を目指さず、まずは使ってみることが重要です。

定期的に効果測定を行いましょう。HubSpotのレポート機能を使えば、「どの施策がどれだけのリードを生み出したか」「メールの開封率はどうか」「営業の商談化率は改善しているか」といったデータを可視化できます。データを見ながら、「このメールは開封率が低いから件名を変えてみよう」「このランディングページはコンバージョン率が高いから予算を増やそう」といった改善を継続的に行います。

月次や四半期ごとに振り返りの時間を設け、当初設定したKPIの達成状況を確認し、必要に応じて戦略を調整していくことで、HubSpotの効果を最大化できます。


8. HubSpot導入でよくある質問(FAQ)

Q1. 完全無料で使い続けることはできますか?

はい、可能です。HubSpot CRMの基本機能は期限なく無料で利用できます。顧客情報の管理、取引の追跡、タスク管理、メール追跡といった基本的な機能は、ずっと無料で使い続けられます。

ただし、メール送信数(月2,000通まで)や自動化機能、高度なレポート機能などには制限があります。ビジネスが成長し、より高度な機能が必要になった段階で、有料プランへのアップグレードを検討することをお勧めします。多くの企業が、無料版で基礎を固めてから、必要に応じて段階的に有料機能を追加しています。

Q2. 既存の営業管理ツールからの移行は簡単ですか?

CSV形式でデータをエクスポートできるツールであれば、比較的スムーズに移行できます。HubSpotには、顧客情報、取引情報、企業情報などをインポートする機能が標準で備わっています。

ただし、データの整理や重複排除、項目の対応付けなどには時間がかかる場合があります。特に、長年使ってきたシステムからの移行では、データのクリーニング作業が発生します。この作業を効率的に進めるためには、HubSpot認定パートナー(代理店)のサポートを受けることをお勧めします。経験豊富なパートナーであれば、過去の移行事例を踏まえた効率的な方法を提案してくれます。

Q3. 日本語サポートはありますか?

はい、HubSpotは日本語でのサポートを提供しています。チャットやメールでの問い合わせに日本語で対応してもらえますし、有料プランでは電話サポートも利用できます。

また、日本語のナレッジベース(ヘルプページ)やコミュニティフォーラムも充実しています。基本的な操作や設定についての疑問は、これらのリソースで解決できることが多いです。さらに、日本国内にもHubSpot認定パートナーが多数存在しており、導入支援や運用サポートを日本語で受けられます。

Q4. 小規模企業でも導入できますか?

むしろ、小規模企業やスタートアップにこそ適しています。HubSpotのStarterプランは小規模ビジネス向けに設計されており、月額2万円程度から利用可能です。従業員が数名から数十名規模の企業でも、十分に活用できます。

無料版から始められるため、初期投資をほとんどかけずにスタートできる点も、予算に制約のある小規模企業にとって大きなメリットです。ビジネスの成長に合わせて段階的に機能を追加していけるため、「将来的に使えなくなる」という心配もありません。実際に、多くのスタートアップ企業が無料版からスタートし、成長とともにプランをアップグレードしています。

Q5. 代理店を通さず直接契約できますか?

はい、HubSpotの公式サイトから直接契約できます。アカウント作成から有料プランの契約まで、全てオンラインで完結します。

ただし、初期設定の支援やマーケティング戦略の設計、ワークフロー構築などのサポートを受けたい場合は、HubSpot認定パートナー(代理店)経由での導入をお勧めします。代理店は、業界別のベストプラクティスや過去の成功事例を踏まえた提案をしてくれます。また、導入後の運用支援やトレーニングも提供しているため、社内にマーケティングオートメーションの経験者がいない場合は特に心強い存在となります。

Q6. 契約期間の縛りはありますか?

月額契約と年額契約の両方が選べます。月額契約の場合、いつでも解約できるため、柔軟に利用できます。ただし、年額契約を選ぶと料金が割安になります。通常、月額換算で10〜15%程度の割引が適用されるため、継続利用が確実であれば年額契約の方がコスト効率が良いです。

多くの企業は、最初は月額契約で数ヶ月試してみて、継続が決まった段階で年額契約に切り替えるというアプローチを取っています。この方法であれば、万が一自社に合わなかった場合のリスクを抑えながら、長期的にはコストメリットも享受できます。


9. まとめ:HubSpotは「まず試す」価値のあるツール

HubSpotは、無料から始められる唯一のエンタープライズ級CRMプラットフォームです。マーケティング・営業・カスタマーサービスを一元管理できる点は、他のツールにはない大きな優位性といえます。

特に、BtoB企業でリード獲得や営業効率化に課題を抱えている場合、HubSpotは強力な解決策となり得ます。直感的な操作性により、ITリテラシーが特別高くない担当者でも、比較的短期間で使いこなせるようになるでしょう。充実した学習リソースやサポート体制も、導入後の成功確率を高めてくれます。

重要なのは、完璧を目指さずに、まず小さく始めることです。無料CRMで試してみて、自社の業務に合うかを確認してください。必要に応じて機能を拡張していく「スモールスタート」のアプローチが、失敗リスクを最小限に抑えながら、HubSpotの価値を最大限に引き出す近道です。

導入を検討する際は、自社の課題を明確にし、HubSpotがその課題解決に本当に役立つかを冷静に判断することが大切です。不安がある場合は、HubSpot認定パートナーに相談することで、客観的なアドバイスを得られます。

見込み顧客獲得の課題解決に向けて、HubSpotという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。まずは無料で試すことから始めてみましょう。

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関連情報:

本記事の情報は2026年1月時点のものです。料金や機能は変更される場合がありますので、最新情報はHubSpot公式サイトをご確認ください。